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Channel: The Holy Garden 歳時記
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5月中旬のガーデン―この時期の花2

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アストランチア
セリ科の宿根草です。イギリスなどでは好んで植えられますが、とにかく暑さや蒸れに弱く、暖地では育てにくいです。
この株はもう数年経ちますが、植えた場所が良かったのでしょう。
日陰と風通しと適度な湿り気がある所です。
もう少し赤色が出るはずです。ちょっとタイミングが早かったですが、次回いつ撮影できるか分からないので・・・

        

アスチルベ(白花)
ガーデンに多く植えてあるアスチルベ。
ユキノシタ科の宿根草で、日本にはトリアシショウマなど仲間があります。
アスチルベとは「花が華やかでない」との意味だそうですが、
群落にすればそこそこ見応えがあります。
在来種は元々林床に自生していますから半日陰くらいが適当ですが、
園芸種はもう少し日当たりも大丈夫。
高性が好きなのですが、最近はあまり出回っていないようですね。

        

行者ニンニクの花
別名アイヌネギで、北海道では山菜で知られていますが、
ガーデンでもよく育っています。
アイヌ語で「キト」といい。北海道でキトウシ・キトウス(「ウシ」は有るの意味)という地名はこれが由来しています。
毎年イヌサフラン(毒草)と間違って食中毒になったとかニュースに出ますが、
名前からも分かるように葉はニンニクの臭いがし、強精剤になります。
醤油漬けなど美味しいのですが、毎年食べないで花を咲かせてしまいます。
やはり葱坊主ですね。

        

クレマチス「ダッチェスオブエジンバラ」
白の万重咲き。アブラムシの被害か、今年まともに咲いたのはこれ1つでした。

        


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